先日、ついに自分の長男の結婚式を迎えました。
いつも撮る側として、同じような世代の新郎さま、新婦さま、そしてその親御さまたちと接しておりましたがついに！
撮られる側となったわけで、式の流れも良く知っているので、それと同じことをやるだけ、そんな風に構えていたのですが、、、、
結論から言いますと「結婚式って、こんなに良いものなのかぁ～」と、あらためて感じました！
仕事柄たくさんの会場を知っているので、当然のようにアドバイスをしたかったという思いが強かったのですが、何も相談もなく、会場を決めてきた、という連絡に
「え～～～、聞いてよね～～」とちょっと残念な想いをするところから始まりました。
２人が決めて来た会場はビルの数フロアを使った都市部の式場で正直、印象は「狭い！」
そこが気になり、他の会場が良いのではないかなぁ～と、やや不満に感じていたのですが、長男がふと口にしたその会場を選んだ理由を聞いて
こいつ優しいじゃないか！そんなことに気づくとは！
と感心、感動でした。その理由は最後に！(^-^;
さてさて、いつの日から親は結婚式で燕尾服を着るようになったのか？
どうも、かしこまった服が嫌いな私は、最後まで、やっぱり燕尾服着ないといけないのかぁ～と抵抗していたのですが、結果的にはレンタルし、試着してみるとなんだか気持ちが高まり、これはこれでいいね！と。
親も特別な扱いを受けることが、意外と心地よいことに気づきました(笑)
話は前後しますが、今回は長男の結婚式なので、とにかくお嫁さんが気を使ってしまうので、口出しをしないこと！
を徹底していたのですが、当然のように撮影全般には全面協力体制で！と思っていたので、我慢出来ずその決まりを破り、会場に直接連絡を取ってみると外部業者持ち込みが不可が判明！がっかりです、、、、
おいおい、なんでそんな会場を選んだのさぁ～と、残念な気持ちがさらに倍増！
私が知っている会場で、持ち込み可で良い式場あるのになぁ～と、、、。
でも、それもこれも選んだその理由を聞いて、ごめん！そんな風に思ってしまい反省だったのです。
月日が流れ、プロフィールビデオを私が作ることとなり、写真選びからスタート！
選べない！！！！！！！
写真があり過ぎてじゃなく、あれもこれも「想い出」が、あり過ぎて困った。
現在、プロフィールビデオの制作をセットプランに無料でサービスさせて頂いているのですが、これはその大変良い経験となり、親目線ですがどんな写真を選ぶのが良いかが、よ～～く分かりました。
ちょっとしたノウハウなので、これはご依頼を頂いたお客様だけにお教え致しますね(^^)/
昔のビデオもデジタルに変換したりして準備していたのですが、両家のバランスもあり、それは
日の目を見ることはありませんでしたが、こんな機会がないと昔のビデオを観る機会もないので、含めてプロフィールビデオの制作は楽しく、そしてギリギリの前日に完成でした(^-^;
そして、いよいよ当日です。
私の役目は結びの謝辞だけです！
あえて紙には書かず、どんなことを言おうかと数日前から考えて、イメトレ！
たくさんの新郎父謝辞を見て聞いてきたのですから、それは逆に考えること沢山でした。
そんなことを考えている中、式、披露宴が進んでいきました。
挙式ってあっと言う間で、いつも「あっさり終わるよね～」って見ていたのですが、さて自分の長男となると入場から、涙腺が緩み、、、ひとつ、ひとつの流れが、不思議にゆっくり過ぎていきました。
結婚式って、いいな！！！
２人が退場する姿を見て、思わずそうつぶやいていたように思います。
披露宴では仕事関係、友人たちといる長男を見ると、それなりの人生を、色んな人に支えられながら生きてきているんだなぁ～と、いい意味で自分たちとの距離を感じました。
親族の笑顔、仕事仲間の笑顔、友人たちの笑顔、たくさんの笑顔で溢れている！
結婚式、本当にいいな！とあらためて実感でした。
さて、狭い会場を選んだ理由なのですが、双方の祖母・祖父が参列してくれることを強く望んだ長男は、歩く距離が少ないこと、バリアフリーであることを念頭に会場を選んでくれたと！！！
これには教えられました！！！
駅からは少し離れていますが、目の前までタクシーでくれば、数十歩でエレベータ。
エレベーター上がればドアの前は、控え室であり、チャペルであり、披露宴会場も目の前！
まったくと言っていいほど、歩きません。
エントランスが豪華で広い会場も良いですが、以降、撮影に伺う会場のレイアウトが気になるようになりました。
一本取られた、長男の配慮の勝ちでした！(^-^;
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