式場選びの時にこれを確認しないと酷い目に合います!

2022年02月07日(月)

式場選びの時、契約前に必ず聞いて確認して欲しいことをお伝え致します。

事前に確認しないと大変なことなる=最初の予算から膨大な上乗せが発生してしまう部分、特にこの確認を怠ると無駄な出費が増えてしまう要注意点をお教えいたします。

大きくは「各持ち込み料」「制約」のふたつとなります。
ある事例でいいますと、挙式の後にゲスト全員での集合写真が撮りたい!とします。
普通に考えて撮れると思いますよね?それが、制約があって撮れない場合があるんです。
その制約、例えば写真撮影を会場専属業者に依頼して、さらに松竹梅ある料金プランのこのプランじゃないと撮れない!とした細かい設定があったりします。
信じられないと思いますが、そんなことがいっぱいあるのが結婚式なんです!

集合写真も自由に撮らせてもらえない、、、私はこの事例を聞いたとき、そんな大事なこと最初に説明しないで後で言うなんて詐欺だと思いました。

ドレスの持込み料だったり、皆さん初めての結婚式の全てを知っている訳ありませんので、なので逆に細かく丁寧に契約前に説明する責任が会場側にはあると思うのです。

知らされていないことを後に聞かされているのが現実なんですね。

これから結婚式を予定されている方々に、後々、そんなご苦労がないようにと、事前の確認事項リストを作りました。会場側としてNGな項目も契約前あればOKを頂いて契約することをお勧め致します。
皆さんのお役立てれば光栄です。

「式場への事前確認チェックポイント」
<持込み料について>
◎リストを事前にもらう

全般的に持ち込みの可否、持ち込み料のリストがあるはずですので、それを頂いて確認してください。稀にリストが無いという会場もありますのが、その場合は持ち込みたいリストをこちらで作って、その全てを事前に確認するのが良いと思います。と、言っても分からないことが多くてリストが作れないと思いますので、これからご説明する内容を確認して頂ければと思います。

◎ドレス類の持込み

もう皆さんご存知かとは思いますが、ドレスの持込が不可する会場が多くあります。

会場業者からしかドレスが選べないとしたら、気に入ったドレスが無かったらどうするんでしょうか、、、それはさすがに事前にドレスのリストがあったとしても判断が難しいと思うので、気に入ったドレスが無かったらどうするのかを確認されるのが良いかと思います。

ブーケ類も同じです、また生花の場合はほとんどが持ち込みが不可な場合が多いです。

ただ、当日の挙式前に持ち込むのであればOKという場合もあります。

秘策として、ホテルでの結婚式の場合に限られますが、全泊して客室に保管して当日、持込むと持ち込み料がかからなくなる場合があります。

◎生花(会場装飾)

これは大半が持ち込み不可が多いです。
レストランウェディングとかであれば可能な場合がありますので、その辺りも自由にされたい場合は、残念ながらホテル、専門会場は避けた方が武断です。

持ち込みされたい場合は一応に事前に要チェックですね。

◎引き出物

引き出物も会場業者に依頼しないと持ち込み料を取る会場があります。

自由に選べない可能性があるので要注意です。

また、ご家族を除き、ゲストには必ず全員に引き出物を用意(購入)しないとダメな制約もありますので、例えば会費制にしてゲストの負担を軽減したい場合など、引き出物をコンパクトにするなどで調整出来るところかと思いますので、しっかりと確認です。

◎席次表・メニューなど紙類

昨今、ここはさすがに持ち込み料は取られていないようです。

自作される方が大半ですし、会場に依頼されると驚く値段設定ですので、こちらも念のために要確認です。

◎披露宴に地酒など飲食を持ち込みたい

余興のひとつでもあるなど、特別な想いのある飲食の持ち込みがあれば、後々、高額な持込料を提示されないよう、量や保管方法含めて確認です。

◎余興での楽器類の持ち込み・又は付帯設備(ピアノなど)の使用料について

会場にあるピアノの使用だけで5万円という額を耳にしたことがあります。

とにかく会場の何かを使う場合、それぞれに料金が発生しますので、借りれるものの料金を確認されることが大事です。

そしてここからが絶対と言っていいほど事前には聞かされていないそして結果的に高額な費用の上乗せが発生する最重要ポイントです!

<映像・演出系>

◎カメラマンの持ち込み

写真、ビデオ、エンドロールなど、大きくは3つの映像類は、大半が会場と契約している映像関連会社(数社から選ぶ場合もあり)に依頼を「促す」のが普通です。

持ち込みが可で持ち込み料があっても、トータルでの料金、サービスは持ち込みの方が良い面が多々あります。

また持ち込みが不可でもカメラマンをゲストとして席を設けることでOKとなる会場が多くありますので、費用軽減には撮影は持ち込みをお勧め致します。

映像系だけで数十万円の節約になる最重要ポイントとなります!

持ち込み料の設定がある場合は、会場専属カメラマンと同じように撮れるのが一般的ですが、稀に制約がある場合があるので、その場合要確認です。

ゲストとしての撮影の場合も、制約がある場面がありますのでその点を詳しくご説明します。

①ブライズルームでのメイクシーン

ホテル系で美容室の場合、男性が出入りが出来ない、とした制約がある会場があります。

また、一切、そのシーンは外部に撮らせない!としている場合も多いです。

皆さん、このシーンが撮れないと、、、と思っている方が多いのですが、私見としては、あくまでも仕度が出来た状態から、やらせのリップシーンや、エンドロール映像としては、これもやらせで新郎さんが上着を羽織るカットなど、オフショットというより、その為の写真、映像を撮るという、逆に言うとそれ以外、撮るものがあまりないのがメイクシーンです。

ここを撮れないから高額な会場に撮影を依頼するのはどうなのかと思っています。

どうしてもそのカットを撮りたい場合は、ブライズルームを出たところでメイクさんにお願いしてリップのカットなど撮る、とした秘策もあります。

②ファーストミート

とにかく挙式前は何も撮らせない!とした制約ある会場ですと、ここのシーンも撮れないという事になります。ここはお二人の自然な表情が出るところなので、出来れば撮りたいシーンですね。

③館内でのスナップ撮影

撮影スポットがあり、その写真を見て決めようと思った会場であれば、そこが会場専属カメラマンでしか撮影出来ない、とすると、ここは諦めて会場に依頼するしかありません。

ただ、そこも交渉です、挙式前の撮影を持ち込みカメラマンで撮影することを契約の条件にされるのもありだと思います。

④親族紹介・リハーサル

あってダメなことはありませんが、これも私見ですが、なくても披露宴で沢山、写真やビデオをお撮り出来るので、挙式前の撮影は優先順位をつけて交渉されるのが良いかと思います。

すべてそうですが、契約前は契約を取りたいので、契約の後の交渉は難しくなりますので、とにかく契約前にすべての要望を飲ませることが大事です。

⑤親族との集合写真

写真室がある会場では、その写真室では当然ながら外部のカメラマンでの撮影は不可となります。

ご親族ご紹介の前後、両家のご親族がお揃いの場面があれば、そこでも同じようにご集合写真をお撮りして、それを割愛されるお客様もいらっしゃいます。

また、これも秘策ですが、ご披露宴中に両家ご親族に高砂に集まって頂いての集合写真とした撮影をさせて頂いたことがあります。みなさんお集まりのお写真としては、かしこまったそれより和やかな表情でお撮り出来るとも言えます。

親族集合写真の料金がそれほどの高額でなければ、それはそれで会場に依頼されても良いかと思います。ただデータを貰えないのが大半ですので、焼き増し分の料金も考慮されての判断となります。

⑥挙式での撮影位置の制約

チャペルなどで、バージンロードと壇上からの撮影がNGというレベルであれば、まったく問題ありません。また客席からの撮影のみ、これも問題ありません、逆にお二人の近くでしっかり撮影が出来ております。

もっとイジワルな会場では、特にビデオ撮影に影響のある「三脚使用不可」とした会場がありますが、これも使えた方がいいのですが、問題なく撮影をさせて頂いております。

神前式の場合は、撮影出来る場合、こちらでは業者と同じ制約になるので、撮影出来るとした場合は特に会場専属業者との撮影条件の差異はありません。
⑦ゲスト全員との集合写真

冒頭にも触れましたが、ここは会場によって様々です。

概ね、挙式の後にフラワーシャワーなどのセレモニー終了後に撮影となります。

持ち込み業者として撮らせてはもらえたとしても、上からの撮るのに脚立を貸しくれない、二階からの撮影をさせてもらえない、など、あからさまなイジワルがある場合があります。

それでもいいですか?見たいな聞き方をしてきたりします。ほんと、誰のための結婚式場?って耳を疑いたくなる対応ですが、百歩譲って、そこは持ち込み業者に可能な限りの脚立を持参してもらうなどで、頑張って撮影!していますが、理想は脚立を貸してもらう、など会場業者が撮影する場合と同じ条件で撮影させて頂くことなので、事前に了承を得ての契約が望ましい要点となります。

さて、こうして次は披露宴です。

⑧オープニングビデオ・プロフィールビデオ
こちらの持ち込みの場合、最近知ったのですが、事前に再生テストをするテスト料金を取る会場がありました。とにかく持ち込みものには、あれこれとお金を取るという、、、納得できません。

さすがに持込料を取る会場は聞いたことがないので、他に費用がかかるのかを確認です。

映像系はどうしても会場設備のプロジェクターをお借りするので、それが別料金だったりします。

5万円~など、とても高額です、、、持ち込みたいぐらいですね~

後に出てきますエンドロール含めて、DVDディスクで再生する映像のBGMは、必ずCDを持ち込む必要があります。そして、その使用に準じた使用料が発生します。

あまり古い楽曲だとCDが売って無かったりするので、そんな曲を予定している方は要注意です。

⑨入場前、再入場時、会場扉外での撮影

披露宴入場前に、これから入場されるお二人の様子、そして入場のタイミングを後ろ姿から撮影!というご要望を頂くことがあります。これも可否を事前確認、と言うか、されたい場合は要望として伝えての契約ですね。

⑩再入場時の各テーブルでの写真撮影

これが持ち込みだと出来ない、とする会場も稀にあります。出来ない理由に進行を円滑にするため、と言いますが、私含めて会場専属カメラマンより手早く撮影していますので、これは理由になりません(笑)ほんとに笑ってしまうような理由なんですね!なので、各テーブルの持ち時間を聞いて、その範囲で撮影することを約束すればOKとなります。

⑪あまり動き回れないという制約

これは誇張し過ぎです!確かに配膳のスタッフの方や、お二人の入退場の導線を埋めてしまうなどがあってはいけませんが、他にも書きましたが私たちカメラマンより、すっごく動かれるゲストの方がいます!その方に注意されるのは見たことがありません(笑)

⑫エンドロール上映

ここも費用増減の要点なのですが、当日持ち込みのDVDの再生が不可、とした、エンドロールは持ち込み業者には頼めませんよ!という制約ある場合があります。

ここは大変難しいのですが、これも契約前であれば交渉の余地はあると思いますし、会場に依頼されると大変高額な商品となるので節約になる大きなアイテムと言えます。

また、会場業者に依頼されても撮影範囲で料金が異なっている場合があります。

ケーキ入刀までを撮影し編集のベースとなるプランから再入場のシーンを入れるなど、撮影範囲が長くなれば高額になっていきます。

パーティーフォトでは、当日上映でなく、最短翌日にスマホでの上映とした、即日エンドロールという商品をご案内しています。これはビデオ撮影とのセットオプションとなり、映像は結びのご挨拶まで入る、ダイジェストとも言える内容です。当日上映だけど途中までの映像で高額なプランと、翌日配信ですべての映像で安価なプラン、後から見返すのは後者が良いと自負しております(^^)/

⑭音楽著作権について

エンドロールなど再生時に作成するDVD(プロフィールビデオも同様)に既存楽曲を入れると著作権処理が必要で、その処理が成されているシールが貼っていないと上映出来ないとした制約で会場業者に映像制作を促す場合がありますが、これには秘策があります。

映像と合わせて持ち込まれるCDからの音楽を再生すれば、映像の入っているDVDは映像だけなので著作権処理が不要となります。その同時再生をお願いすれば音楽使用の範囲はご披露宴の入場時に音楽を再生するのと同じ扱いになります。これらのことに詳しいプランナーさんが少ないのが現状なので、逆に教えてあげたいと思っておりますが、この方法であれば問題なく持ち込み業者でエンドロールも対応可能となります。これも出来ない、とするのはサービスを疑いますが契約前であれば対応して頂けると思います。

⑬お見送り後の撮影

③と同じとなりますので、カラードレスでの館内撮影を希望あれば事前に了解を得ての契約とするが良い、重要なところです。

駆け足となりましたが、随時アップデートしていこうと思っています。

まだまだ分からないことが多いと思いますので、ご予約前、後でも不可が可能になることが、折衝次第では多くありますので、ぜひLINEからご相談ください、親身にお答えさせて頂きます!

皆様のお力になれますこと心より願っていますm(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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